いつもお世話になっております。古田京です。
本日の納会をもって、正式に主将交代となりました。
納会に際してご挨拶を申し上げます。末尾だけでも読んでいただければ幸いです。
今冷静に振り返って、第一にくる気持ちは悔しさです。今後の人生でどんなにいいことがあってもこの悔しさは晴れないと思います。
一般的には、敗戦後は自分たちを省みてあのプレーが試合を分けたと反省することがほとんどですが、僕は試合直後の取材で直感で言った「最後は運でした」という言葉が最後の試合を振り返るには一番しっくりきます。
勝つことが全てと言って取り組んできたため、4年間で得たものは何もないと思います。しかし、その中で唯一よかったと思うことは、同じチームの仲間だけでなく多くの方々から「感動した、涙した」と言っていただけることです。チームの中にも地道にサポートしてくれる人がたくさんおり、チームの外にもたくさん応援してくれる人がおり、そのような方々のお陰でとても幸せな4年間を過ごすことができました。
特にチームの仲間、家族、OBの方々はもちろんのこと、グランドで応援してくださったファンの方々や、大学の友達にグランドで直接感謝を伝えたいと思っています。そこで様々な方々のご協力のお陰で、3/24に下田グランドにて、OBで構成されるチーム・ハーキュリーズと卒部する4年生との試合をすることが決定しました。
4年生は全員出場し、試合後は写真撮影や話ができる時間もいただいています。私たちの代の最後の試合、ぜひグランドに足をお運びいただければ幸いです。(詳細は後日、HPにてご案内させていただきます。)
後輩たちは来年度こそはという気持ちで、新チームでの練習を開始しています。来年度の慶應ラグビーも、応援をどうぞ宜しくお願い致します。
2019年2月2日
古田 京