AO入試(アドミッションズ・オフィス)
対象学部:環境情報学部・総合政策学部
AO入試は一定の条件を満たしていれば自らの意思で自由に出願できる推薦者不要の公募制入試です。
入試内容の特色は筆記試験や技能試験などの試験結果による一面的、画一的な能力評価ではなく、中学校卒業後から出願に至るまでの全期間にわたって獲得した学業ならびに学業以外の諸成果を筆記試験によらず書類選考と面接によって多面的、総合的に評価し入学者を選考するものです。毎年10名程のAO入試を経て慶應義塾大学に入学をした選手が蹴球部で活躍しています。
部員からのメッセージ
- 慶應に決めた理由
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私は小学4年生でラグビーを始め、高校時代もラグビー中心の生活を送っていました。大学でもラグビーを続けたいと考えた時に、高いレベルでラグビーと勉強に打ち込める環境で頭に浮かんだのが慶應でした。また私の出身校は中高一貫校でスポーツ推薦はなかったため、他の強豪校に比べても決して充実しているとは言えませんでした。その中でいるメンバーでどうしたら勝てるかを考えてラグビーをするのがチームの方針でした。慶應も同じようにスポーツ推薦で入部した選手がいない中で知恵と工夫で対抗戦や選手権で戦う姿に魅了されました。そこから慶應でラグビーをして勝ちたいと思うようになり慶應義塾大学を受験することを決意しました。
- 大学蹴球部の魅力
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塾蹴球部の魅力を2つあげたいと思います。
1つ目は、組織力です。蹴球部では選手、スタッフ全員が1人1人の役割を全うしチームの目標達成に向けて日々動いています。私自身150人を超えるような大きな組織に入ったのは初めてのことだったので最初は慣れるのに大変でしたが、自分のせいでたくさんの方に迷惑をかけないように気を付けるようになりました。学生時代にこのような大きな組織の一員として動くことを経験することができる環境は他にはなく、人間として成長できるところが塾蹴球部の大きな魅力だと思います。
2つ目は様々な背景を持った選手が同じ目標に向かって努力するところです。同期には花園で日本一になった経験のある選手もいれば、2年間浪人して入学した選手もいれば、大学からラグビーを始めた選手もいます。現段階では経験の差もあり個人の力量に多少の差はありますが、慶應でラグビーを頑張りたいという想いのもと入部し同じ目標に向かって共に切磋琢磨し成長できる環境は他大学のラグビー部にはない魅力だと思います。
- 自身の勉強方法
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自分は高校に入学してから大学でラグビーをやるなら慶應でプレーしたいという思いがあったため、早い段階からAO入試を意識していました。
実際に書類対策を始めたのは高校3年生の4月からでしたが、書類作成の際に書く活動は高校2年生時で取り組む学校の研究活動の際に行い、そのプログラムが終了した後も継続して研究を行いました。
書類対策では特に志望理由書に時間をかけました。どうしてSFCで学びたいのか、SFCで何を学び将来に繋げていきたいかをよく考えました。また、自分の研究分野に関しての本や論文を読み込み、たくさんの知識を得ました。二次試験対策では、培った知識に加えて自分の意見を持つようにしました。実際に面接でも自分の意見を聞かれる質問が多い印象だったので、効果があったと思います。これらの取り組みによって、少し変わった角度からの質問にも対応する力を付けました。また、友達と面接練習を一緒に行いました。自分が面接官役をやることで生徒を評価する側の気持ちが分かり良かったと思います。
- 受験生へのアドバイス
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私がAO入試において大切だと思うことは2つあります。
1つ目は行動することです。SFCでは実践知というものを大切にしています。そのため研究を行う際には単に文献調査を行うのではなく何か自分でアクションを起こして自分にしかできない学びをする事が大切だと思います。
2つ目は慶應で何を学びたいかを明確にすることです。AO入試で合格するためには自分が行った研究テーマに精通していなければなりません。そのため、自分が本当に興味を持ち熱意をもって最後までやり切れるテーマを書類作成する前に決めておくことをお勧めします。書類作成には多くの時間を割くため興味のない分野について行っても、いい資料は作成できないし、面接で見抜かれてしまうと思います。また自分が慶應で学ばなければいけない理由や思いを明確にすることで教授は「この生徒を欲しい」と思い、他の受験生と差をつけることができると思います。
- 受験生に伝えたいこと
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AO入試は書類作成に時間がかかる中、一般試験の勉強も並行して行わなければいけないため精神的にも大変だと思いますが8月に出願するまでは、最後までいい資料ができるように頑張ってください。細かいところまで時間をかけて良い準備をすれば大丈夫だと思います。
また、高校生活を後悔しないように、ラグビーも勉強も本気で打ち込んでください。大学でのラグビー生活は毎日充実していて楽しいです。皆さんと一緒にグランドでラグビーをする日を楽しみにしています。
- 慶應に決めた理由
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私が5歳のときに兄の通うラグビースクールに初めて見学に行き、他のスポーツにはないタックルに衝撃を受け、帰り道ですでに翌週からラグビーを始めることを決めていました。そのときから、ラグビーは私の生活に欠かせないものとなりました。特に私の家では大学ラグビーを見る機会が多く、そこで慶應のラグビーに出会いました。低く、鋭い慶應伝統の「魂のタックル」に、私が初めてラグビースクールへ見学に行ったときと同じような衝撃をテレビ越しながらに感じました。それと同時に、自分も黒黄ジャージを着てプレーしたいと思うようになりました。慶應のひたむきなラグビーにとても魅力を感じ、慶應義塾大学を第一志望にしました。
- 大学蹴球部の魅力
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私が考える大学蹴球部の魅力は、縦の繋がりが非常に強いところです。私は生まれてから高校を卒業するまで大阪の実家で暮らしていました。慶應に入学が決まり、人生で初めて親元を離れて寮で暮らすことになりました。新しい環境に期待を膨らませる反面で、大きな不安を感じていました。しかし、その不安はすぐに無くなりました。ラグビーのことはもちろん、私生活や学業面の相談など、多くのことを先輩方にサポートしていただける、生活しやすい環境です。グラウンドでは、気軽に質問をぶつけたり、一緒に個人練習をしたり、壁を作らずに接してくださっています。また、グラウンド外においても、履修の仕方や寮生活においてわからないことがあれば、優しく教えてくださっています。縦の繋がりが強いからこそ、学年関係なく全部員が切磋琢磨し、全力でラグビーに取り組むことができます。そして、縦の繋がりは学生内のみにとどまらず、多くのOB・OGの方が蹴球部の活動に携わり、豊富な経験を踏まえて丁寧かつわかりやすい指導をしてくださっています。
大学蹴球部には下級生が生活しやすい環境があり、ラグビーを軸に充実した日常を送ることができます。
- 自身の勉強方法
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例年のAO入試は一次選考の書類審査と二次選考の面接で合否が決まります。しかし、コロナウイルス感染拡大の影響で試験内容が一部変更され、二次選考の面接はオンラインで行われました。AO入試では、一次二次と共通して志望理由の内容が最も重要視されます。自分の夢をどのように実現したいのか、そのためにはSFCでどのような学びが必要なのか、なぜその問題を自分が解決しなければならないのかなどを明確に示していく必要があります。私はAO入試の対策を進めるにあたって、「積極的に動く」ということをテーマに資料を作成しました。志望理由の分野に関しては、専門書や論文を読みつつ、アンケート調査や実際の現場でのフィールドワークを用いて、自ら研究を行いました。その上で、複数人の方にアドバイスを求めることをお勧めします。自分の軸をしっかりと持ちつつ、それぞれのアドバイスを自分なりに噛み砕いて進めていくことで、志望理由を深めることができます。また面接では、自分の志望理由に対する熱意を余すことなく伝えるため、「練習量」に重きを置き、時間があれば面接練習を行いました。 AO入試においては、自分の軸をぶらさずに十分な準備を行うことがとても重要です。
- 受験生へのアドバイス
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AO入試では準備が非常に大切です。志望理由を作成する際、まずは「自分を知る」ことから始まります。今までの自分の人生を振り返り、自分がどのような人間で、どのような強みがあり、どのようなことに対して興味・関心があるのかを徹底的に考えます。そこから時間をかけて志望理由を練り上げていってください。AO入試は総合的な評価から合否が決まるため、過去の経験や現在の熱意、将来の構想を掘り下げてください。その中で、「慶應で学ばなくてはならない理由」または「SFCで学ばなくてはならない理由」を明確にすることが重要です。自分の熱意を伝えるだけでなく、大学側が求める人材であることをアピールすることで、合格の可能性が確実に高まると思います。
- 受験生に伝えたいこと
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AO入試の対策はとても時間と労力を要し、その上プレッシャーも感じます。私自身、何度も壁にぶつかり試行錯誤を繰り返しました。自分の軸をぶらさず、興味のある分野を突き詰めていってください。その中で自分にとって新しい発見があり、さらに成長することができるはずです。苦しい時期もあると思いますが、慶應義塾大学に入りたいという強い意志を持って取り組んでください。一緒にラグビーができる日を楽しみにしています。
- 慶應に決めた理由
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小学校時代に親しかったチームメイトの父が、蹴球部98年卒主将の田村和大氏でした。
そのため、慶應の公式戦への招待や蹴球部の選手に直接指導を受ける機会をいただく事ができました。それらの経験を通して、スポーツ推薦制度がないながらも、慶應の伝統的な低いタックルで勇敢に強豪校に立ち向かう黒黄のジャージの選手たちに憧れを抱くようになりました。
また、大学でもラグビーと勉学を両立したいと考えており、それを前提としつつも新しいステージで日本一を目指すことのできる学校に入学したいと決めていました。蹴球部の勉学を怠ることなく大学日本一という目標を掲げて、日々仲間とともに切磋琢磨しながら本気でラグビーに取り組んでいる点が非常に魅力的だと感じました。
このような理由から慶應義塾大学を第一志望にしました。
- 大学蹴球部の魅力
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大学蹴球部の魅力は、150人を超える選手、トレーナー、マネージャーが勉学を怠ることなく、日本一という目標を掲げ仲間とともに切磋琢磨しているところです。慶應は他の強豪校とは異なりスポーツ推薦制度がないため、厳しい入試を経て入学した選手のみで戦わなければなりません。そのため、部員全員に黒黄のジャージを着るチャンスがあり、各グレードの選手が熱意を持ち、全力でラグビーに取り組んでいます。
蹴球部内での縦と横のつながりが強いという魅力もあります。今でも多くのOB・OGの方が蹴球部の活動に携わり、グラウンド内で過去の経験を踏まえて、丁寧かつ継続して指導をしてくださっています。また、グラウンド外においても私生活や学業の相談など、多くのサポートを受ける事ができます。さらに蹴球部は学年関係なく仲が良いので、ラグビーのことはもちろん、ラグビー以外の私生活の面でも日頃から先輩方が壁を作らず接してくださっています。下級生でも生活しやすい環境があり、ラグビーを軸に充実した日常を過ごすことができます。
- 自身の勉強方法
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例年のAO入試は1次試験の書類審査と2次試験の面接で合否が決まります。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で試験内容が変更され、2次試験の面接を行わず1次試験の合否が最終合否となりました。それに伴い書類審査の必須資料として新たに3分間のプレゼンテーションビデオが課されました。それにより、志望理由書の内容が重要視されたと考えています。SFCで何を学びたいのか、自分の夢をどのように実現したいのか、なぜその問題を自分が解決しなければいけないのかなどを2000字以内で明文化した上で、映像としても表現しなければなりません。
私はAO入試の対策を進める際に「自ら動く」ということをテーマに資料を作成しました。志望理由の分野に関しては、専門書や論文を多く読みつつ自ら研究を行い、さらには自身が研究したい分野のプロにSNSを通じてコンタクトを取るなど、できることはすべて実行するようにしていました。その上で、AO入試対策塾に通うことをおすすめします。私自身そのような塾に通っていたからこそ、その分野に精通する講師に自らアプローチし、アドバイスを受けながら志望理由書を深めることができました。3分動画を作成した際に、映像に関する分野を研究している塾の講師や生徒に助けられた部分もありました。
他者の意見を聞き、自分に足りないものは何かを明確に知ることでより良い書類審査や2次試験の対策ができると思います。
- 受験生へのアドバイス
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まず、1次試験の書類審査の資料をつくる際に重要なのが「自分を知ること」です。例えば、私は自分年表というものを作り、0歳から18歳までの出来事をすべて紙に書き出し整理しました。このように自分に合った方法を見つけて、今までの人生を振り返り、「自分はどのような人間」なのか、「自分の強み」は何か、「自分の熱意のある分野」は何か、などを徹底的に考えてみてください。
「慶應で学ばなくてはならない理由」を明確にすることも必要です。AO入試では、スポーツの実績や勉学の成績のみが評価される訳ではありません。慶應で何を学びたいか、大学側が自分に入学を許可するメリットは何かなどを掘り下げ、志望理由書に組み込むことができれば、合格の可能性は確実に高まると思います。
- 受験生に伝えたいこと
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AO入試を受けるにあたって大切なことは、どれだけ受験を「楽しむ」ことができるかだと思います。学校生活とAO対策の両立は本当に大変です。私自身何度も壁にぶつかり先が見えず、苦しみ落ち込んだ時期もありました。
ですが、最終的には自分が資料作りや研究を行なっていて「楽しい」と感じられるテーマと出会い、慶應義塾大学に合格することができました。たとえ志望理由書のテーマが定まらなかったとしても、試行錯誤を重ねていれば必ず自分に合ったテーマを見つけることができると思います。慶應義塾大学に入りたいという強い意志を持ち、最後まで諦めずに何度もチャレンジし続けてください。応援しています。