ラストシーズンに懸ける想い Part16

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チームダイアリー

チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは!

昼間も上着が手放せない寒さにだんだんと秋の深まりを感じる毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、9月からお送りしてまいりました4年生インタビューですが、今回からはチームを裏で支える4年スタッフ、そしてチームの大黒柱となる4年リーダー陣をご紹介してまいります。本日は、疋田雄大(TR・慶應志木)と松村佳歩(TR・スイス公文学園)の登場です。

 

<疋田 雄大 (TR・慶應志木)>

 

―慶大蹴球部に入部した理由

大学でもなんらかの形でラグビーに携わりたいと考えていましたが、中途半端では終わらせたくなかったので、體育會蹴球部に入部しました。

 

―蹴球部でうれしかったこと

一番嬉しかったのは、先日の関東大学対抗戦で明治大学に勝利できたことです。特に今年はお互いに力を出し切った真向からの対決で勝利をし、今まで積み重ねてきたことが間違いないということを証明できたので、良かったと思いました。

 

 

―蹴球部でつらかったこと

2年生から3年生に上がるタイミングで男子トレーナーの最上級生になったことです。

今まで追いかけていた平松さん(TR・H29卒)が卒業し、4年生の男子トレーナーや社会人トレーナーも時として不在の状況下で、自分自身にとっての2年目のシーズンを男子トレーナーの最上級生として過ごしました。その中で、たとえ2年目でも4年生と同じように自分もラストイヤーの気持ちで取り組みたい、取り組まなければいけないと思うようになりました。

しかしその一方で気持ちに技術が追いつかず、不甲斐ないことも多かったためその時期が一番つらかったです。

 

―蹴球部での転機

これを機に大きく変わったということはなく、不甲斐ない自分を志木高出身男子トレーナーの井上(=周・3年)や染川(=裕汰・2年)などの後輩が、色々な面から助けてくれることで、自分一人ではできなかったことが徐々にできるようになり、一つ一つステップアップすることで、つらい時期を乗り越えることができました。

井上は選手からトレーナーになり、彼自身も苦しい時期にありながらトレーナーとして積極的に知識を吸収し、日本一に貢献しようと努力している姿勢に、何度も助けられました。

 

―普段から心がけていること

「今までやってきたから」という考えでは今まで以上の結果は残せないと思うので、たとえ同じことでもそれがベストな選択なのか、もっといい選択がないのか、常に問い続けるよう心がけています。

 

―伝えたいこと

感謝です。

まず同期に対しては、途中入部の自分を信用して受け入れてくれたこと、そして両親に対しては、自分の選択を尊重し、支援してくれたことに感謝を伝えたいとおもいます。

 

―ラストシーズンに懸ける想い

“ラストシーズンだから”抱く特別なものは特になく、毎日やるべきことをやるだけだと思います。それは3年生になったときから変わらない思いです。

初志を貫徹して、自分が日本一になるために何ができるか常に考えて行動していきます。

 

<松村 佳歩 (TR・スイス公文学園)>

―ラグビーとの出会い

父と弟(=松村壇・1年・國學院久我山)がラグビーをしており、そこから影響を受けたことが大きいと思います。

弟の練習を見ていて面白そうだなと興味がわき始めた時期に、地元で女子のチームが新しく設立されることになったのでプレーを始めました。タックルもまともにできない頃になぜかセブンス代表選抜合宿に連れていかれ、人生で一番つらい日々を過ごしたことは、今となっては良い思い出です。

 

―なぜ慶應、そして慶大蹴球部を志したのか

湘南藤沢キャンパスが、日本の大学では理想の学び場だと感じており、受験をしました。

自分自身の周りにラグビー関係者が多かったことや、大学でも何かしらの形でラグビーにかかわりたいと思っていました。どうせやるなら徹底的にやるべきだと思っていたので、體育會蹴球部に入るという決断に迷いはなかったです。

―蹴球部で一番嬉しかったこと、つらいと感じること

日本一を目指すこの部において、試合に勝ったときのみ、それまでの努力が報われます。長期でリハビリをしていた選手がグラウンドで活躍している姿や、ガッツポーズをして選手が喜んでいることももちろん嬉しいですが、そこまでの道のりはすべてつらいことの積み重ねだと思います。

 

―蹴球部での転機

やはり4年生になると、自分のやりたいことだけではなく、チーム全体や後輩のことなどを考えながら活動していかなければならないので、最高学年になるということは一つの大きな転機だったと今となっては思います。

写真左より菊地有希(2年TR・渋谷教育学園渋谷),松村

―普段から心がけていること

太田コーチから日々言われていることでもありますが、選択肢があった場合、日本一により近い方を選ぶことです。最初はピンときませんでしたが、どうやったら勝てるのか、何が勝ちに近づくのか、何が強いチームなのかを常に考えて行動するようにしています。

 

―伝えたいこと

4年間、部活ができることは当たり前ではなく、本当に両親のおかげだと思います。

蹴球部で、いろいろなバックグラウンドを持った先輩、同期、後輩と、そして様々なスキルや知識を教えてくださる社会人トレーナーの方々をはじめ、日々日本一という大きな目標に向かって切磋琢磨し成長する、貴重な経験をさせてもらっていることに感謝しています。

 

―ラストシーズンに懸ける想い

勝つためにすべきことをするのみです。

今までの努力や思いをすべて、選手がフィールドでぶつけられるように自分がすべきことを最後まで全うします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回はマネージャーの登場です。お楽しみに!

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