ラストシーズンに懸ける想い Part17

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チームダイアリー

チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは!

秋晴れが清々しい日々が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

さて、4年生のラストシーズンに懸ける想いをお伝えするブログも第17弾となりましたが、今回は荒川里彩(MGR・慶應女子)と佐藤万純(MGR・慶應女子)の登場です。二人の想いをぜひご覧ください。

 

<荒川 里彩 (MGR・慶應女子)>

 

―ラグビーに携わるきっかけ

高校3年生の時、塾高の応援で花園に行ったことがきっかけでした。初めてラグビーを観戦し、御所実業に逆転され負けてしまった瞬間の同期の姿を見て、居ても立っても居られなくなり、どうしても彼らの力になりたい、その一心で入部しました。

 

―蹴球部に入部した理由

私は中等部から慶應なのですが、蹴球部に入部するまでの10年間はテニスに打ち込んでいました。女子高庭球部で主務を経験し、部の運営はたくさんの人の協力があってこそ成り立っていると実感してきました。
150人の大所帯である蹴球部ではサポート体制も多岐にわたり、マネージャーとしてなら私も戦力になれるのではないかと思い、蹴球部を選びました。

 

―蹴球部で嬉しかったこと

秋の慶明戦に2年連続で勝利したことです。
チケット担当として集客に力を入れていたので、試合後に、声援が力になったと選手に言われた時は成果が伝わって素直に嬉しかったです。
普段はそれぞれの立場で日本一に向かっているので、困難や苦痛を理解し合うことはあまりできませんが、チームの勝利を喜ぶ瞬間は同じ気持ちを分かち合えるのでその為に頑張ろうと思えます。

 

―蹴球部でつらかったこと
同期が選手を辞めなくてはならない瞬間が1番辛いです。蹴球部では主務や学生コーチを選手の中から決めますが、その度にスタッフとしてもっと自分に出来ることはないか考えさせられます。ですが同期に選ばれてスタッフになった彼らは信頼や使命感も人一倍強く、いつも支えられています。

―転機

3年から入寮したことです。毎朝5時半から早朝練習前の栄養補給をしたり、毎試合後にジャージの洗濯や片付けを下級生と一緒に行うなど、彼らと生活を共にしたことで感覚に寄り添ったサポートができるように考え方が変わったと思います。本当にチームの事を考えたらできることはたくさんあると気づかされ、栄養やドローンの資格をとったのもその時からでした。

 

―心がけていること

自分や周りの部員がやる事が、チームにコミットメントできているか、”勝つ資格”のある行動かを常に考えるようにしています。
マネージャーの仕事は裏方で直接的な成果は見えにくいです。選手が実力を最大限発揮できたり、他のスタッフがサポートしやすい環境を整える事が最大の役割ですが、自分がやった事のその先に何が起こるかを常に予測する先見性を大切にしています。

 

―伝えたいこと

学生生活を蹴球部に捧げると決めた私の背中を押してくれた家族には頭が上がりません。
また、中学時代から誰よりも長くチームメイトとしてやってきた相方の万純、私をラグビーに引き寄せてくれた同期のみんな、いつも支えてくださるOBやラグビー協会の方々…
誰ひとり欠けたら、ここまでやってこれませんでした。ラグビー部に入って関わった全ての方々に感謝の気持ちを伝えたいです。

 

―ラストシーズンに懸ける想い

絶対に日本一になります。
部員一人一人が、自分の立場でベストを尽くせば必ず結果はついてくると信じてやりぬきます。
応援してくださる皆様に勝利という形で恩返しするので、その瞬間をぜひたくさんの方々に観に来て頂けたら嬉しいです。

 

<佐藤 万純 (MGR・慶應女子)>

 

 

―蹴球部に入部した理由

中高とテニス部のプレーヤーをしていましたが、大学では異なる形でスポーツに関わりたいと思い、団体競技のサポートを志しました。家族含めそれまでラグビーに親しんだことはありませんでしたが、日本一に向けて学生主体で組織が運営されている姿、特に、プロでもない一学生が選手の栄養サポートに携わっていることに衝撃を受け、入学式の日に入部を決意しました。

 

―蹴球部で嬉しかったこと

サポートという目に見えないものに日々携わるなかで、それが正しかったと思えるのは勝利した時だけなので、試合に勝利する瞬間の嬉しさが何にも代えられません。

また同期の活躍はいつも本当に嬉しく、同期が初めて黒黄ジャージに袖を通す試合には毎回特別なものを感じます。

 

関東大学オールスターゲーム2018にて

 

 

―蹴球部でつらかったこと

すぐに思い浮かぶことはあまりありません。大小の問題に頭を悩ますことはありますが、それら全てはより良いサポートの糧となっていくものですし、選手がいなければ成り立たないこの部活において、選手たち自身の挫折や怪我よりもつらいものはないのではないかと思います。

 

―蹴球部での転機

今まで背中を追いかけていた先輩という存在がいなくなり、4年生になったことは一つの転機でした。起こる全てのことの責任が自分含め最高学年にあると自覚したこともそうですし、シーズン初めの同期ミーティングで繰り返し大事にしようと話し合った「言い合い・やりあい」が、勝つためにいかに大事か分かったことも転機です。自分自身今まで苦手としていた「言葉にして発信すること」、衝突を恐れず思ったことをきちんと意見することや、熱さを言葉にすることを、大事にしていきたいと思うようになりました。

 

―普段から心がけていること

選手の目線になることです。自己満足ではなく本当に必要なサポートができているのかどうかは、自分の視点ではなく受け取る側の選手の視点になって考えなければならないと思います。私はグラウンドでラグビーをプレーしたことはないですし、その分それを自覚した上で選手がどのように感じるかにアンテナを張り、人一倍意識する必要があると思っています。

 

―伝えたいこと

スタッフという立場を選んだ私を応援してくれる家族、特に朝4時半の起床から夜11時近くの帰宅まで、毎日起きていてくれる母に感謝しています。

またOBの方々、後輩や、栄養サポートに携わってくださる方々など、この4年間で関わったすべての人に伝えきれない感謝があります。また、心から日本一になりたいと思えるのも一人残らず尊敬できる同期の存在あってこそです。ひとりひとりに対していつもありがとう、と伝えたいです。

 

―ラストシーズンに懸ける想い

日本一に向けて日々前進あるのみだと思います。

この代の日本一という結果ですべての方に恩返しできるよう、日々ベストなサポートを追求していきたいと思います。

 

 

最後までお読みいただき有難うございました。

次回の更新も乞うご期待ください!

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