平素より塾蹴球部への多大なるご支援ご声援をいただき、誠にありがとうございます。

2023年度主将 岡および主務 杉之原からのシーズン終了のご挨拶をここに掲載いたします。

 

ー主将　岡よりご挨拶ー

本年度主将を務めました岡広将です。ホームページ上ではございますが、これまで多大なサポートを頂いた皆様に最後のご挨拶をさせて頂きます。

 

12月17日の敗戦以降、忙しなく過ぎていた激動の日々が途端に静かになり、新たな日常が始まりました。一方で、静けさの中で不意に心に穴が空いたような喪失感に駆られます。試合を思い返すと後悔は尽きず、来年度以降続く後輩たちが同じ気持ちを味わうことのないよう切に願うばかりです。

 

蹴球部員としての生活を振り返りまして、私の人生の中で最も熱く、苦しく何より成長した4年間だったと感じます。

慶應の泥臭く、ひたむきなプレーに憧れ、蹴球部の門を叩き、運よく一年時から公式戦に出場させて頂くことができましたが、部内での活動はコロナウイルスによる自粛が続き、想像していた大学生活とはかけ離れたものとなりました。一方で制限された生活の中でも苦楽を共にした素晴らしい同期と出会い、人生の指針となるような人物を見つけ、きっと何にも変え難い貴重な経験をさせて頂くことができました。

特に主将として過ごした4年目は、人生の中で最も濃い1年間になりました。これほどまでに組織について考え、これほどまでに勝利を求めて行動した1年間は、これまでの人生に無かったと思います。だからこそ数え切れぬ程の辛い思いもしましたし、だからこそ人として成長できた1年間だったと思います。リーダー経験の一切ない自分が1年間まがいなりにも主将としてチームを引っ張り続けることができたのは山田響をはじめとするリーダー陣、青貫監督、三井コーチ、そして何より自分を支えてくれた部員たちの存在があってこそだと思います。

 

部の運営を常に一番に考えてくれていたスタッフ陣、試合に出場出来ないながらも全力でサポートしてくれたノンメンバー、特に、怪我で出場機会を逃しながら、それでも前向きに勇気を与えて続けてくれた選手、先輩、後輩、この4年間出会った全ての人達にこの場を借りて、心からの感謝を贈らせて頂きたいと考えております。

結果という形で恩返ししたかったのですが、今シーズンは悔しい結末に終わってしまいました。後輩たちに自分たちの分まで頑張れと伝えるつもりはありません。ただ、学生ラグビー最後の期間に全力を注いで後悔のない日々を過ごしてくれればと考えております。

 

日吉や各試合会場そして画面越しで声援を送ってくださった慶應ファンの皆様、OBOGの皆様、ご父兄の皆様、本当にありがとうございました。チームを代表してこの一年間のチームへのサポートへ深く深く御礼を申し上げます。引き続き慶應ラグビーを宜しくお願い致します。

 

令和6年1月14日

主将　岡 広将

 

ー主務　杉之原よりご挨拶ー

 

2023年度124代主務を務めさせていただきました、杉之原晃生でございます。

 

2023年12月17日に行われました天理大学との大学選手権3回戦をもちまして、本年度のシーズンが終了いたしましたことをご報告させていただきます。

今年度はOB・OGの方々やファンの皆様のご協力もあり、沢山のことにチャレンジすることができました。

 

４年ぶりに開催することができた慶應ラグビー祭。国立競技場で100戦目の節目を迎えた早慶戦。蹴球部の伝統と誇りを肌で感じることができたとともに、多くの方々に支えられていることを強く実感いたしました。
この場を借りて、塾蹴球部を支えてくださっている皆様に御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

 

振り返ると、小学３年生の時にテレビで見た早慶戦をきっかけに広島から上京し、夢を追いかけてきた私の慶應ラグビー人生は、ここでひと段落を迎えました。

いつも温かく、時に厳しく指導してくださったOB・OGの方々やコーチングスタッフの皆様、苦楽をいつも共にしてきたチームメイト、そして、どんな時もいつも近くで支えてくれた両親には感謝してもしきれません。
“主務”という立場を経験したからこそ、私自身、人として大きく成長できたと実感しております。

 

最後になりますが、いつも温かいご声援をいただきました皆様、1年間ありがとうございました。来年度こそ、皆様に最高の結果で恩返しができるよう、部員一同精進して参ります。

今後とも塾蹴球部への変わらぬご支援ご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

令和6年1月14日
主務　杉之原 晃生