“SURGE”対談〜大野×酒井〜

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特別企画

【“SURGE”対談 】

 

“SURGE”対談第6弾は、大野嵩明(WTB/慶應義塾)と酒井貴弘(HO/慶應義塾)の2人です!

中学生の頃から約10年間、一緒に学生生活を送ってきて、部内の誰よりも過ごしてきた時間が長い2人。

そんな2人の熱い想いを聞いてきました!

 

Q.中学1年時、同じクラスだった2人。出会った頃の印象を教えてください。

大野:中学校に徒歩で通学している人が少なくて、数少ない徒歩組でした。毎日遠回りをして僕の家まで一緒に帰ってくれるような優しい人で、波長が合うなという印象でした。

酒井:授業日の初日の登校で出会って、ビビッときて、この人との付き合いは長くなるぞと直感的に感じました。出会った頃の大野は僕より小さくてかわいらしかったです。

 

Q.ラグビー部に入部したきっかけを教えてください。

大野:ラグビー自体は、お父さんの影響で幼稚園の時に始めました。中学生の時はラグビーが少し嫌になり、サッカー部に入っていました。でも高校で部活をやるなら、と考えた時に、もう1回ラグビーをすることを選びました。

酒井:小中9年間は野球をやっていましたが、野球の引退が早いので高校に入る前に何かやろうかなと思っていました。陸上とかに入ろうと思っていましたが、ラグビー部から勧誘され入部し、2日後には前に投げてはダメ、前に落としてはダメ、という2つのルールだけ教えられて試合に出ました笑。高校は違う部活を考えていましたが、勧誘されて結局高校でもラグビー部に入りました。

 

Q.中学高校時代、お互いはどのような存在だったか教えてください。

大野:一緒にいる時間が1番長かったです。少しずつお互いの考えていることも似てきて、なんでも話せるようになりました。帰り道で遠回りしたりして3時間くらい一緒にいても平気で話すことが途切れませんでした。

酒井:家が近くて、毎日大野の家まで行っていました。1番一緒にいる時間が長かったです。中学では部活が違かったけど、どっちかの部活が終わるまで待ってました。帰りに商店街を通って焼き芋とかコロッケとかを食べて、大野を家まで送っていました。

 

Q.2人とも、高校最後が納得のいく形ではなく、このままではラグビーをやめれないという思いとラグビーが好きだったことを理由に入部を決めたと聞きました。お互いが大学でもラグビーを続けると知った時に感じたことを教えてください。

大野:自分の方が入部を決めたのが遅かったのですが、中高ずっと一緒で大学でも一緒なんだ、付き合いが長くなるなあと感じていました。今までずっと一緒にいた人がいると心強いなと思っていました。

酒井:結局大学でも一緒か、と思いました。知り合いがいないよりはいた方が良いな、大野は入らないかもしれなかったので入部を決めてくれてよかったな、と思いました。

 

Q.実際に同期として入部してみてどうですか。

大野:今まで以上に安心感をもらえています。大学から知り合った人も多い中で、なんでも話せる心の拠り所というか、酒井と話すと落ち着くというようなところがあります。

酒井:2年生の夏に大野が病気になったりして半年間くらい休部していました。初めて長い期間離れることになったので違和感があり、部に戻ってこなかったらどうしようと思っていましたが、戻ってきてくれて一安心でした。

 

 

Q.今のお互いの印象を教えてください。

大野:印象は一切変わらないです。周りが変わっていく中で自分たちだけ取り残されているみたいな、身長だけ逆になったくらいです。

酒井:僕も、大野の印象は一切変わらないです。周りの変化が逆に怖いくらいです。

 

Q.今、お互いはどのような存在か教えてください。

大野:なんでも話せるし、一緒に試合に出れると嬉しい相手です。

酒井:照れ臭くて普段は言えないけど、大野が活躍してると1番嬉しくなります。

 

Q.同期でよかったなと思ったことを教えてください。

大野:なんでも相談できる人がいることは大きいし、1番話していて楽しいです。4年生になって本音で話すmtgをしましたが、普段から本音で話しすぎていて、話すことがなかったです笑。

酒井:どんな適当な話を振っても、笑ってくれるし乗ってくれるから話し甲斐があります。そのせいで話しすぎって言われますが、大野が聞き上手すぎます。

 

 

Q.お互いの印象的なエピソードを教えてください。

大野:一緒にいすぎてあまり思い浮かばないですが、去年の春の筑波大学戦です。同じタイミングで初黒黄で試合に出ることができました。

酒井:同じ試合で黒黄デビューした時は、出会った時にビビッときたのは間違いじゃなかったんだと思いました笑。あとは、大野が休部していた時、帰って来ないんじゃないかと心配しながらも強くは言えないところだったので、自分で帰ってくる選択をしてくれたことはとても嬉しかったです。

 

Q.最終学年としてどのような思いでチームに関わっているか教えてください。

大野:今シーズンに入ってからは、プレーで明確な役割を渡されていると思っています。それを試合でも遂行して、プレーで引っ張ってチームに貢献する。リーダーシップとかがあるわけではないので、それが自分に向いている形かなと思って、プレーで引っ張るようにしています。

酒井:僕はBグレードにいることが多くて、後輩がやりやすいような環境や雰囲気を作ることを意識しています。あまり良い表現ではないですがホワホワしているような、後輩が発言しやすいようなチームを目指しています。その方が結束力が高まるし、Aを倒してやろうというような思いでBを作っています。

 

Q.あなたを“SURGE”させる原動力を教えてください。

大野:今まで関わってきてくれた人たちへの恩返しの気持ちです。

酒井:家族ももちろんそうだし、なんだかんだでみんなとラグビーをするのが好きだからここまで続けてきました。いろいろ言いながらも毎日グラウンドに出て楽しくラグビーができているので、どんな小さいことでも、練習試合でもいいから、みんなと良い景色を見たいと思っています。

 

Q.選手権に向けての意気込みを教えてください。

大野:去年1点差で越えられなかった壁を今年はみんなで越えられるよう、チーム一丸となって頑張りたいと思います。

酒井:今年立てた2つの目標のうち、早慶戦勝利は達成できなかったので、もう1つの年越しという目標はなんとしてでも達成したいと思います。

 

 

Q.10年間一緒にいた2人ですが、来年からついに一緒ではなくなります。どのような思いか教えてください。

大野:今まで日常的に会ってきた分、社会人になっても定期的に会っていたいと思います。

酒井:純粋に想像がつかないです。ただ、今後も長い付き合いになると思うので、心配はしていません。そこの不安はないです。

 

いよいよ今週末には大学選手権3回戦となる天理大学との試合を控えています。

アウェイである大阪の地での対戦となりますが、部員一同全力で戦ってまいります。

ここまでのSURGE対談でご紹介してきた熱い想いを持った選手にも、ぜひご注目ください。

皆様の温かいご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

慶應義塾體育會蹴球部

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