ラストシーズンに懸ける想い Part10

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チームダイアリー

チームダイアリーをご覧の皆さま、こんにちは!爽やかな秋晴れが続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、4年生インタビュー第10弾となる今回は、ともに一貫校出身のフォワード、中川丈豊(HO/FL・慶應義塾)と伊藤彰(LO・慶應義塾)の登場です。二人のラストシーズンに懸ける想いを聞きました。

 

<中川 丈豊 (HO/FL・慶應義塾)>

―ラグビーを始めたきっかけ

ラグビーを始めたきっかけは、小学生時代に兄のラグビーの試合を応援しにいったことです。
初めて見たラグビーは体をぶつけてばかりで危険なスポーツという印象しかありませんでした。しかし、試合を終えて帰ってくる兄の達成感に満ちた顔を見て、自分も同じ達成感を感じてみたいと考え、ラグビーを始めました。

 

―大学でも蹴球部に所属した理由

高校ラグビーの最後の試合の負け方がとても悔しいものであったため、大学でこそ、その雪辱を晴らしたいと考えたからです。また、高校の同期のほとんどが大学でラグビーを続けていくことを決めていた中で、自分も負けていられない、このメンバーでもっと上を目指したい、という気持ちもありました。

―蹴球部でつらかったこと

蹴球部で一番つらかったことは、1年生の時の雑用です。
中でも合宿の雑用は今でもよく乗り越えたな、と自分を褒め称えたいくらいキツイものでした。早朝練、午前練、午後練に加えて毎練習前後に雑用が入ってくると、体を休める時間がなく、これが体育会蹴球部か、と厳しさを痛感したことを今でも覚えています。しかし、この時間が、短い休憩の中でも自分の体をケアしたり、疲れをリカバリーする方法を見出していく大事な経験となりました。

 

―蹴球部での転機
蹴球部での転機は、ポジション変更をした2年生の頭の時期です。フロントローという新しい挑戦が始まった期間でしたが、同時に初めて挫折を感じた期間でもありました。しかし苦しかった経験が、ラグビーについて考える時間や自主練習時間の増加につながり今の自分を作り上げてくれたと感じています。

 

―普段から心がけていること

チーム内で自分から後輩に挨拶をしたり、話しかけたりすることを常に意識しています。
入部当初の蹴球部の印象としては、先輩が怖く、話しかけづらい、何をされるかわからないというように、常に気を張って生活をしていました。後輩たちに僕らと同じような不便さを感じてほしくないが為に、上記のことを意識しています。

 

―伝えたいこと

まずは家族に感謝の気持ちを伝えたいと思います。中学時代から怪我が多く、心配させることが多かったので大学まで支えてくれてありがとう、と最後に勝って言えたら最高だと思います。また、同期や先輩方にも感謝の気持ちを伝えたいと思います。ポジション変更の時に励まして頂いたり、練習に付き合ってもらったりと沢山支えてもらってきました。だからこそ言えるのは、自分がHOとしてプレー出来ることは、蹴球部で関わったすべての人のおかげだということです。
後輩のみんなは、急なポジションのコンバートがあったとしても、自分のように拗ねるのではなく、ポジティブに前向きに自分の幅を広げていってもらえたらいいな、と思います。

―ラストシーズンに懸ける想い

今年、自分は特にケガが多く、もう10月も半ばなのにまだプレー期間は3か月ほどです。このまま終わるのは本当に悔しいので、復帰した今秋から日本一に向けてチームのために身を粉にして頑張っていこうと思います。4年生として何かを残します。応援よろしくお願いします!!

 

<伊藤 彰 (LO・慶應義塾)>

―ラグビーを始めたきっかけ

中等部でラグビーを始めたのは家族の影響により、ラグビーを身近に感じていたことと、野球サッカーと違い初心者でも活躍できるという思いがあり、ラグビー部に入部しました。中等部、塾高でのラグビーの思い出のほとんどはきつい練習ですが、その練習をともに乗り越えたことで、今でも同期との思い出話が尽きません。

 

―大学でもラグビーをつづけた理由

中高とラグビーを続け、ラグビー以上にやりがいや達成感を感じられる部活はないと思い、特に悩むことなく、入部を決めました。

 

―蹴球部で嬉しかったこと・つらかったこと

嬉しかったことは新人早慶戦で、試合には敗れたものの初めてプレーを評価していただいたことです。80分間フル出場し、自分の中で大学ラグビーが始まった実感を持てたという意味で転機でもあります。

辛かったことは、ほかの4年生と被りますが、怪我でラグビーから遠ざかった時です。怪我をするたびに自分にとってラグビーがいかに大事なのか気づかされます。

 

―普段から心がけていること

心がけていることは、自分を客観視し続けることです。自分の強みと弱みを理解し、何が足りていないのかを常に考えるようにしています。そして自分の言動がどのように周りに影響を与えているかも上級生になってからより考えるようになりました。

―伝えたいこと

多くの方々に支えられていることを日々痛感しています。感謝しかありません。

 

―ラストシーズンに懸ける想い

ラグビー人生に悔いが残らないように日本一に貢献したいです。

 

次回の更新もお楽しみに!

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