2025年度シーズン終了のご挨拶(監督 青貫 浩之)

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【2025年度シーズン終了のご挨拶(監督 青貫 浩之)】

 

日頃より塾蹴球部への多大なるご支援・ご声援を賜りまして誠にありがとうございます。

先日行われました全国大学選手権3回戦、京都産業大学との試合をもちまして2025年度のシーズンが終了致しました。

今野主将・山本副将率いる今年度のチームは「大学選手権優勝」を目標に掲げ、1月より活動を進めておりました。慶應が前回大学選手権で優勝したのは25年前、過去10年間ベスト4にすら届いていない状況から鑑みますと高い目標であり、かつ前年度はFWを中心に先発メンバーの多くが4年生でしたので、若く・経験値の浅いメンバーでこの目標に臨むことになりました。

春シーズンは戦績が振るわず、特に最終戦の青山学院大に敗北したことで、大学選手権優勝という目標とのギャップにチームとしても大きな不安を抱えての春シーズン終了となりました。関係者や応援してくださっている皆様も不安・落胆されたことと思います。そんな中でも、春シーズンに怪我で出られなかった今野主将・米津FWリーダーの分までチームを引っ張り続けてくれた山本副将、厳しい山中湖合宿をポジティブに取り組んでくれたリーダー陣のおかげで着実に成長を積み重ねることができました。

迎えた関東大学対抗戦初戦は春シーズン最後に敗北した青山学院大学との試合でしたが、準備してきたプラン通りの試合運びで勝利を収めることができました。その後の試合も、対抗戦を優勝した明治大学との試合や同2位の筑波大学との試合など、負けはしたもののあと1歩のところまで迫り、確かな成長を実感する内容でした。ただ、最終戦の京都産業大学戦に象徴されますようにあと1歩のところで勝ちきれずに結果が伴わなかったことはチームを成熟させられなかった監督の責任として捉え、来シーズンの挽回を心に誓い準備を進めてまいります。

今シーズンの最初、大切にしたいこととして「変わる」と全部員に伝えました。実際に、今シーズンは練習の時間帯を朝から夜に変えたり、コーチングスタッフを大きく変えたりと変化の大きい1年となりました。従来のやりかたや環境が変わると不安やストレスが生じますが、これを取り除き自分から変わる勇気を持つことで成功するチャンスが舞い込んでくると思います。仮に成功できなかったとしても必ず成長ができます。卒業していく4年生はこれからの人生で変わる機会が幾度も訪れると思いますが、目先の成功・失敗に一喜一憂せずに、今シーズン変われたことを自信に自分自身を変え続け・成長し続けていって欲しいと思います。

世の中の変化・ラグビーの変化・学生の変化とともに、我々蹴球部も変わり続けます。来年はまた新しい慶應ラグビーをお見せできればと思いますので、変わらぬご支援・ご声援を賜れば幸いです。

令和7年 12月29日
監督 青貫 浩之

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