日頃より塾蹴球部への多大なるご支援ご声援をいただき、誠にありがとうございます。
2024年度主将 中山大暉および主務 山際毅雅からのシーズン終了のご挨拶をここに掲載いたします。
ー主将 中山よりご挨拶ー
本年度主将を務めました中山大暉です。
ホームページ上ではございますが、これまで多大なるサポートをいただきました皆様に感謝の意をお伝えしつつ、今シーズンを振り返らせていただきます。
春シーズンでは、Bグループ優勝という成果を得ることができました。
チーム一丸となって努力を重ね、目標に向かって突き進む姿勢が結果に繋がり、大変嬉しく思います。
しかし、秋の関東大学対抗戦においては、筑波大学、明治大学、帝京大学との開幕三連戦で苦戦を強いられ、厳しいシーズンの幕開けとなりました。
改めて「自分たちはどのようなラグビーをしたいのか」と何度もミーティングを行い、慶應ラグビーの伝統に立ち戻り、「ひたむきで泥臭いラグビー」を体現することを目指しました。
思うようにいかない試合が続く中でも、チーム全員で試行錯誤を重ね、最後まで選手権ベスト4以上に向けて努力しましたが、結果的にベスト8敗退という形で今年度は幕を閉じました。
主将としての1年間は、私の人生の中で最も密度の濃い期間だったと感じています。
特に早慶戦という誰もが羨む舞台を欠場した経験は、一生忘れることはありません。
この1年間主将としてプレーしていたからこそ、誰よりもこの試合にかける思いが強かったと自負しています。
しかし、欠場したからこそ得た学びもあります。
チームメイトを心から信用することやノンメンバーの気持ちを理解すること。
これらを知れたことで主将として、そして一人の人間としての糧となったと考えています。
支えてくださった多くの方々にこの場を借りて心から感謝申し上げます。
スタッフ陣、試合に出場できなくても全力でチームを支えてくれたノンメンバー、怪我や困難を乗り越えて最後まで前向きに励まし合ってくれた先輩、同期、後輩。
そして、試合会場や画面越しで熱い声援を送ってくださったOBOGやご父兄の皆様、ファンの皆様、本当にありがとうございました。
結果として悔しい思いでシーズンを終えることになりましたが、後輩たちがさらに強い慶應ラグビーを築き、私たちの果たせなかった目標を叶えてくれると信じています。
後輩たちには「自分たちのラグビー」を追求し、全力を尽くして後悔のない日々を過ごしてほしいと願っています。
最後になりますが、引き続き慶應ラグビーへのご支援とご声援を何卒よろしくお願いいたします。
1年間、本当にありがとうございました。
令和6年12月29日
主将 中山大暉
ー主務 山際よりご挨拶ー
本年度主務を務めました山際毅雅でございます。
12月21日の第61回大学選手権準々決勝 帝京大学戦 敗戦により、本年度の活動が終了いたしましたことをご報告申し上げます。
“大学選手権ベスト4以上”と言う目標を設定し、”No Magic”のスローガンを掲げてからはや1年。
創部125周年の節目の年として、選手スタッフ問わず互いを励まし合いながら、目標達成に向け努力を重ねておりました。
思えば中学生の頃、直向きに戦う選手と、伝統のタイガージャージに憧れを抱いたのが塾蹴球部を志したきっかけでした。
そこから勉強もラグビーもと必死に取り組んで約10年。
この4年間の自分は、あの頃憧れた組織の一員として相応しい姿勢であったのだろうかと、自問自答を繰り返す日々です。
特にこの1年間は主務として、多くの方と接する機会に恵まれ、皆様にお声がけいただくことも多くございました。
私自身、塾蹴球部主務としてどうあるべきかを捉えようとするあまり、時には路頭に迷うこともありました。
しかし、同期をはじめとした周囲の人に支えられ、主務生活1年間を過ごすことができました。
入部前に思い描いていたものとは異なる形で最終学年を迎えることに当初は違和感を隠せませんでしたが、今の私は、蹴球部生活は人生においてかけがえのない4年間であったと胸を張って言うことができます。
移りゆく日々の中でも変わらない伝統、文化がここにはあると強く感じた4年間でした。
これからも塾蹴球部が、あのころ自分が憧れたように直向きで気品に満ち溢れた組織であり続けることを願って止みません。
最後になりますが、この1年間塾蹴球部に多大なるご声援を送ってくださると同時に、未熟者の私を温かく見守ってくださった皆様、誠にありがとうございました。
今後とも変わらぬご支援ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和6年12月29日
主務 山際 毅雅
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