チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは!
関東大学対抗戦第6戦・早稲田大学戦を明日に控え、部室には試合前特有の緊張感が流れています。
さて、9月よりお送りしてきた4年生インタビューも今回で最後となります。第20弾となる今回は、主将・古田京(SO・慶應義塾)、副将・辻雄康(LO・慶應義塾)、そして主務・田中陽太郎(MGR・慶應義塾)の3人の登場です。日本一に向け、チームをグラウンド内外で統率する3人の熱い想いをぜひご覧ください。
<古田 京 (SO・慶應義塾)>
―ラグビーを始めたきっかけ
麻生ラグビースクールで、父に無理やり連れられてラグビーを始めました。麻生ラグビースクールでは愛情のあるコーチの方々に恵まれてチームみんなで勝つ喜びを学びました。大学で続けている麻生の仲間も多く、彼らとの対戦も楽しかったです。普通部、塾高でも仲間に恵まれてどちらでもこの上ない勝利の喜びを味わうことができました。
―大学でも蹴球部に入部した理由
中学校受験でラグビーが強い中学を選びました。大学でも続けようと思ったのは、花園予選で桐蔭に勝って嬉しい思いをし、花園で御所に負けて悔しい思いをして「もう一度この仲間で戦いたい」と思ったこと、高校代表で新しい仲間ができて「こいつらと戦いたい」と思ったことが理由です。
―蹴球部でつらかったこと
2年生のシーズンは体力的にもメンタル的にもタフでした。早稲田大学戦での経験を経て、今でも15mからのゴールキックと右側へのタッチキックはしっかり練習しています。
―嬉しかったこと
今シーズンの明治戦は、初めてしっかり上位チームに勝てた感触があったので嬉しかったです。優勝は比べ物にならないぐらい嬉しいと思うのでまだまだ勝ちます。
―普段から意識していること
勝利至上主義には賛否ありますが、勝つことでしか得られない喜びもあると思います。小中高と勝ちにこだわって勝ってきたからこその絆が僕たちにはあると思っています。そして大学からもそういう経験をしてきた仲間がたくさん入ってきました。なので、勝ちたい気持ちを言葉にして共有することはとても大事にしています。ラグビーでは、よく考えること、いい準備をすること、自分のスキルにこだわることを意識しています。それだけで足が遅くウエイトも弱い自分がここまでやれていると思っています。
―伝えたいこと
同期、後輩には、最後にみんなで結果を残そうと言いたいです。先輩には本当に感謝しています。僕がミスをして負けたこともありますし、いろいろな面で迷惑をかけたところを優しく声をかけてくれたことで、一昨年、昨年はシーズンをやり切れたと思っています。家族はなかったら今の自分はいません。本当にそう思います。
―ラストシーズンに懸ける想い
みんなで1月12日に勝ちたいとしか思いません。
<辻 雄康 (LO・慶應義塾)>
―ラグビーを始めたきっかけ
父のすすめと、友だちの誘いがあったことから小学4年生の頃に始めました。
―慶大蹴球部に入部した理由
慶應のタイガージャージに対する思い入れが強く、高校で一緒にやってきた仲間と共に日本一をもう一度目指し、勝って喜びたいと思ったからです。
―蹴球部でうれしかったこと・つらかったこと
嬉しかったことはたくさんあるのですが、昨年の対抗戦で明治大学に勝利したことです。自分の誕生日でもあったため、そんな日に秩父宮で勝利できたことが嬉しかったです。
つらかったのは1年生ときの網走合宿です。1年生の人数も少ないなか、朝の6時から夜の8時ごろまで5部練習を行うかなりハードな内容でした。周りの方がフィジカルが強いなかで体力の限界を感じ、物理的にも忙しくつらかったです。
―転機
1年次の早慶戦に出場し、自分がひとり飛び出してディフェンスをしたことがきっかけでチームを負けさせてしまったことです。
チームとして戦うことの大切さや、自分勝手なプレーをするのではなくチームとしての規律を守る大切さを身に染みて感じ、転機となった出来事でした。
―普段から心がけていること
常に100パーセントでやることで、自分の活力をみんなに与えることです。また、グラウンド外では周りに関心をもって色々な人と接して、みんなのモチベーションを少しでもあげたいと思っています。
―伝えたいこと
今年は努力を結果で証明したいです。すごいことをしたということを周りに証明し、この出来事をきっかけに慶應ラグビーをもっと好きになってもらうこともそうですし、色々な人に感謝を示して喜んでもらいたいです。
この部では、努力をしていない人は誰一人としていないと思います。だけどそれでも出場できない同期がいる中で、彼らのその努力の報われ方は「勝利」という結果以外にないと思っています。なので、勝って全部員の努力が正しかったことを証明したいと思います。
家族に対しては、いつも応援してくれてありがとうと伝えたいです。秩父宮の舞台に立っていつも思うのは、ここまで来ることができたのは自分の力だけではなく、この環境を作り上げてくれたたくさんの人たちのおかげだということです。その全ての人たちに感謝したいです。
―ラストシーズンに懸ける想い
自分たちの努力と強さを証明して日本一になります。応援よろしくお願いいたします。
<田中 陽太郎 (主務・慶應義塾)>
―ラグビーを始めたきっかけ
幼稚園の頃、ラグビーをやっていた父に連れられてYC&ACのグラウンドに行ったのがきっかけです。小学校時代は体が大きかったので、常に2つ上の学年の試合に出ていました。
慶應中等部に進み、ここで武蔵(=佐藤・慶應義塾)や瑛介(=宮本・慶應義塾)たちと出会いました。あの頃の僕たちは初心者が多く、大変だった思い出があります。中学の時に試合をした多くの相手が今は同期で、いろいろなつながりを感じます。
高校ではラストシーズンに花園に出場し、いい経験ができました。
―大学でも蹴球部に入部した理由
祖父が慶應義塾の出身で、学校を見学しに行ったのが入ろうと思ったきっかけです。また高校のラストシーズンで花園に出場しましたがその時のメンバーに入ることができず、また試合にも負け悔しい想いをしたため、大学ではその想いを晴らそうと入部を決意しました。
―蹴球部で一番嬉しかったこと・つらかったこと
これは常に嬉しいことですが、新たなメンバーが公式戦のメンバーに選ばれ活躍した時が一番嬉しいです。
つらかったことは同時に転機となったことで、2年の秋にマネージャーに選ばれたことです。
選ばれた瞬間はここでラグビーをやめるのかと悩みましたが、そこから半年くらいみんなが僕のわがままを聞いてくれ、プレーヤーと兼任させてくれたのもいい経験になりました。
マネージャーを選出するミーティングの時にみんなが書いてくれた投票用紙は、今でも寮の部屋でファイリングして取ってあり、みんなの言葉は僕の日頃の支えになっています。
―普段から心がけていること
幅広く常に何が起きているのかを察知し、素早い対応がとれるよう心がけています。
オフフィールドのリーダーとして全部員の生活も気にかけています。
また同期・下級生関係なく、みんなとコミュニケーションをとることで、ラグビー以外の悩みや不安要素も少しでも打ち明けてくれればと思っています。
―伝えたいこと
今までラグビーを通して僕に関わってくださった全ての方に感謝したいです。特にどんな状態の時も僕を支えてくれた家族には本当に頭が上がりません。僕が試合に出なくなっても地方までみんなの応援に来てくれて本当にありがとう。
また、常に部のために全力で仕事をしてくれている学生スタッフの全員にも感謝したいです。彼らがいてくれるおかげで何事もなく毎日が過ごせていると思います。後輩たちにはこのような環境に常に感謝しラグビーをしてほしいと思います。
また最後に、どんな時も僕の支えになってくれている同期のみんなに感謝したいです。
僕はこの同期に支えられてここまでやってこられたので、精一杯最後のシーズンもみんなをサポートします!
―ラストシーズンに懸ける想い
勝負の世界は結果がすべて。いいチームでは終わりたくありません。全員が自分のやるべきことを全うし、日本一になろう。応援のほど宜しくお願いいたします!
本日まで、4年生全員のインタビューを掲載してまいりました。
最後までお読みいただき、有難うございました。4年生42人を筆頭に、日本一を達成すべく引き続きチーム一丸となって邁進してまいります。今後とも塾蹴球部への温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。
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