チームダイアリーをご覧の皆さん、こんにちは!
今週末に成蹊大学との対抗戦第3戦を控えている弊部は、着々と試合に向けて準備を進めております。
さて、今回のチームダイアリーでは9月24日から25日にかけて行われた、部員による佐渡市訪問の様子をお届けいたします!
昨年度より提携している佐渡市と塾蹴球部との絆をより深くするため、昨年度に引き続き部員による2度目の訪問をしてまいりました。
新潟港からフェリーに乗り込み、佐渡島両津港に到着し、バスに乗り込み向かった先は『秋津圃場』です。ここではJA佐渡の皆様のご協力のもと、稲刈りを体験させていただきました。
秋津圃場の様子です。写真の田んぼを2面分収穫しました。精米するとおよそ30キロ分のお米になるそうです!
実際にトラクターやバインダーに乗り、田んぼ2枚分の稲を収穫しました。また最後は稲架(はさ)という器具に稲を干す作業まで行いました。はじめは悪戦苦闘していましたが、だんだんと慣れるにつれ、夢中に作業をする部員の姿にJA佐渡の方々も驚いておられました。
佐渡市には、塾蹴球部へ毎年2トン超のお米をご支援いただいています。普段寮で食べているお米の収穫作業を実際に行い、部員一同、日ごろからの感謝を身に染みて感じました。
実際にまとめた稲穂を運ぶ際、投げることがあるそうです。 その投げ方がラグビーボールと同じ投げ方だったのですが、部員一同苦戦していました。
つづいて稲刈りを終えた田んぼで生き物調査を行いました。
「田んぼの生きもの調査」は、定期的に佐渡の田んぼの生態系を調査することで、環境について真剣に考える取り組みです。虫取り網と虫取りカゴを両手に持った部員は、童心に帰ったようにはしゃいで調査を行っていました!
NPO法人生き物語り研究所より、佐渡の生態系についてご説明いただきました。佐渡にしか生存しない生物を前に、部員たちも興味津々です!
滞在2日目には日頃よりお世話になっているJA佐渡にご挨拶にお伺いし、レプリカジャージを贈答させていただきました。
写真右手:JA佐渡・永井会長 写真左手:塾蹴球部・金沢HC
その後佐渡中等教育学校にお邪魔し、中学2年生を対象にラグビー教室を開催しました。
佐渡市にはラグビーがあまり普及しておらず、楕円球も初めて見る生徒たちばかりでした。実際にタックルなどを実演し、至近距離で見る迫力満点のタックルに生徒たちは感嘆の声をあげていました!
あいにくの雨天のため体育館での実施となりましたが、中学生たちも夢中に体を動かしていました。
最後に、佐渡島の観光名所各所をご案内いただきました。
「佐渡牛」の牛舎で畜産農家の方にお伺いした、お米づくりとはまた違った興味深いお話には、部員たちも前のめりになっていました。
「佐渡牛」は、未だ開発中の種類だそうです。10年後にはブランド牛「佐渡牛」が日本中に知れ渡っていること、間違いなしです!
2日間にわたって、日常生活では滅多にできない体験をたくさんさせていただきました。また弊部としても、ラグビーを通じて佐渡市の方々と交流できたことを大変嬉しく思います。
温かく出迎えてくださった佐渡市の皆様、本当に有難うございました!