
私たちの出発点
Project Teamからの手紙
最初は、すごくシンプルな想いから始まりました。
日々の練習で必要な、食事、補食、プロテインなど、それらにかかる費用がどれほど大きいかを知り、「差し入れ」という形で支援を募れたら、と考えたのです。
しかし、プロジェクトメンバーで話している中で、私たちはその「支援」の意味を深く捉えるようになりました。
慶應義塾體育會蹴球部とは、どういう存在なのか。ラグビーというスポーツが持つ、本質的な力とは。
そして、KEIO RUGBY FAMILYという言葉に込められた繋がりと責任とは何か。
いま、私たちは「支えていただく側」としてこのプロジェクトをスタートさせました。そしていつの日か私たち自身が「支える側」になる。
そう信じて、このプロジェクトを単なる一時的なものではなく、未来へと続く、循環するものにしたいと思い描くようになりました。
こうして生まれたのが、「FEED THE FUTURE ― 強さの連鎖」というフレーズと、支援してくださる方々への敬意を込めて名付けた、「FUELER」という呼び名です。
自分たちのためだけでなく、慶應ラグビーに関わるすべての方のため。
未来へ力をつなぐ一歩として、このプロジェクトに込めた私たちの想いを、
どうか、感じていただけたら嬉しいです。
部員制作のプロジェクト動画です。ぜひご覧ください。

プロジェクトメンバー
- 今野 椋平
- 安田 雄翔
- キーヴァー ブラッドリー京
- 諸田 章彦
- 栄養担当
- 平田 亜花莉
- 粂 和夏子
- 筱岡 咲英
- 経理担当、映像制作
- 黒部 葉月
- S&Cコーチ
- 田原 茂行
- 特別参加(映像音声)
- 山本 大悟

慶應義塾體育會蹴球部
「差し入れ」Project
プロジェクト趣旨
慶應義塾體育會蹴球部には、長い歴史と伝統があります。しかし、いかなる伝統も、それを支える「目に見えない力」なくして継承されることはありません。
「差し入れ」 ― それは単なる物資の提供ではなく、選手を支え、送り出す者の「意思」です。 このプロジェクトは、その意思を正しく受け取り、未来へと繋ぐことを目的としています。
ラグビーは、個と集の境界が限りなく曖昧なスポーツです。仲間の献身があってこそ、一人の才能が輝きます。強靭なフィジカル、冷静な知性、そして精神的な持久力。これらすべてを兼ね備えてこそ、フィールドに立つ「集合体」の一部となれるのです。
「差し入れ」とは、ラグビーという競技における「支える力」そのもの。栄養は肉体をつくるだけでなく、心の支えにもなります。そこには「見守っている」「託している」という祈りが込められており、選手の力となって、やがて誰かを支える力へと変わっていきます。
プロジェクト発動
選手の身体をつくり、戦い抜く力を支えるために、以下の物資のご支援をお願いしております。
蹴球部が実際に必要としている差し入れ
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お米(精米)
エネルギーと体重増加の要。月間1トン、年間12トンを消費
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冷却系飲料(リポビタン アイススラリー、ショット)
熱中症対策、持久力・集中力の維持に
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プロテイン
トレーニング後の回復・筋力維持に必須。月間20袋以上使用
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アミノ酸系サプリ(EAA、クレアチン、リポビタンパウダー等)
筋合成の促進、持久力・瞬発力向上のために
これらの年間消費量にかかる費用は、1,000万円規模にのぼります。
選手が試合に挑み、厳しい練習を乗り越え、成長していくためには、技術や戦術の鍛錬と同様に、栄養補給とリカバリー体制が不可欠です。皆さまのご支援が、選手一人ひとりの可能性を広げる原動力となります。



企画内容 ― Project Teamの結成
このプロジェクトの実現に向け、学生主体のプロジェクトチームが結成されました。チームでは、支援の輪を広げるために、次のような企画を進めています。
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返礼品の企画・制作
FUELER(差し入れしてくださった方)への感謝の印として、Project Teamと同デザインのアパレルグッズを制作
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FUELERという新たな呼び名
差し入れをしてくださる支援者を「FUELER(フューラー)」と呼び、選手を支える象徴的存在として位置づけ

ご支援をいただける環境が整いました。
蹴球部公式LINEを用いた、差し入れを募らせていただく試みが完成しました。
FUELERからの「差し入れ」が、選手たちの「強さ」へと繋がっていく道筋を、 私たち自身の手で形にしていく準備が整いました。返礼品とともに、私たちの感謝を届けてまいります。
FEED THE FUTURE ― 未来を育てる。
今を支え、未来を創るために。 そしてこの魂を、次の世代へ託すために。
FUELERの皆さまと、慶應ラグビーの「強さ」が文化となることを目指してまいります。ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


私たちが動き出しました―。
Project Teamの取り組み
このプロジェクトは、単なる寄付活動ではありません。「差し入れ」という文化を育て、選手を支え、そして共にラグビーの未来を創る取り組みです。
その実現に向けて、私たち学生プロジェクトチームも、実際に行動を開始しました。以下は、その具体的なミーティング内容と、進行中の企画です。
返礼品の企画
差し入れてくださった皆さまと、心を一つにするために。プロジェクトチームでは、以下のような返礼品の構想を練っています。
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Project Teamとお揃いのポロシャツ/Tシャツ
試合会場で一緒に着て応援していただけるよう、実用性とデザイン性を重視
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コンセプトを活かしたさらなる表現の追求、可視化
チームの想いと理念を表現する返礼品の企画制作
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素材や価格のバランス調整
差し入れ金額と返礼品コストのバランスを考慮。「想い」が届く形の実現


差し入れに「見える感謝」を込めて
私たちは、支援してくださる皆さまを「FUELER(フューラー)」とお呼びしています。この想いを「かたち」にするため、以下のような取り組みも始めています。
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FUELERの皆さまのお名前を月に一度、特設サイト上で掲載
「誰が支えてくれたのか」を明示し、選手・部員全員で感謝を伝えます。
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差し入れ金額の集計と、購入した物資の報告
いただいたご支援が、どう活用されているかを定期的にご報告します。
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「感謝の気持ちが伝わる」設計を意識したページづくり
プロジェクトページでは、支援者の皆さまと選手がつながる場を育てます。

必要な栄養とタイミングを可視化
実際に差し入れていただく物資が、「どの時期に」「どれくらい」必要なのか、季節やトレーニング内容に応じて変わっていくニーズを整理し、共有していきます。
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夏場の冷却ドリンク(試合時に集中)
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シーズン前の体重増加期にお米とプロテイン
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試合後・合宿中のリカバリー強化月間
返礼品の第一弾が完成間近!
現在、返礼品のTシャツやポロシャツが完成に近づいています。このシャツは、「Project Teamと支援者の皆さまをつなぐ『証』」になります。
FUELERの皆さまはグラウンドで、同じシャツを着て応援してください。その姿が、選手たちにとって何よりの支えになります。




「支援の仕方」は、すでに整っています。
あとは、あなたの「意思」が届くのを、私たちは待っています。
一人ひとりの「注いでくれた力」が、慶應ラグビーの未来を形づくっていきます。
未来を育て、次世代へ魂を繋ぐ。
慶應ラグビーの文化を共に育てていくため、
ご支援ほどよろしくお願い申し上げます。


蹴球部への
差し入れの方法
差し入れは蹴球部公式LINEを
通じて募っております。
塾蹴球部公式LINEのメニューにある「差し入れ」Projectをご覧ください。グッズ販売と同様の決済方法で差し入れいただけます。
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1. LINEのメニュー「慶應義塾體育會蹴球部「差し入れ」Project」をタップ
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2. トーク画面にバナーが表示されます。そちらよりお進みください。
ご覧いただき誠にありがとうございました。
いただいたご支援は部員のフィジカル向上のための補食代として大切に使用させていただきます。ご検討の程、何卒お願い申し上げます。
慶應義塾體育會蹴球部